To Far Away Times

間接的自己紹介

秋刀魚

女心と秋の空という言葉を考えた人は、きっと辛い思いをしたのだろう。気まぐれな人に振り回された挙句、突然降り出した雨に濡れたのかもしれない。傘も持たずに出かけてしまった自分に憤りを感じる。天気予報を見なかったのも自分。結局この始末は自分のせいなのかもしれない。次からはちゃんと天気予報を見よう。男は冷たい雨に濡れて帰路につくのであった。

しかし軽く調べてみると、男心と秋の空というのが元の言葉であるらしい。あらあら。男の心は一晩で七度変わるとかなんとか。女の浮気と比べると男の浮気には寛容だった時代の言葉だとか。こいつぁひでぇや!

傘を持って出かけたのに雨が降らなくても、後悔することはない。