To Far Away Times

間接的自己紹介

1.What's your name?

昔、mixiとか、あとなんだったか、ガラケーでもできるやつ。黒歴史製造サイトの。そうそう、魔法のiらんど(調べた)。ああいうので100の質問というのが流行っていた。バトンというシステムが構築され、指名された人は100の質問に答えなければならない、という文化があった。俺は例によって指名されることはあまりなく、勝手にどこかからバトンを取ってきて、勝手にやっていた。覚えていないけど、たぶん指名されたこともあった…はず…。みんな元気かな。

そんなこんなをやっていたのも10年以上前。ひょっとしたら15年くらい経つのか。何故か今になって100の質問をブログでやってみようという算段と相成った。きっかけは、はてなブログの『今週のテーマ』だ。お題を与えられて、それについて書く。そういうやり方もあるんだと初めて知った。今更だが。

ここで何かを書くにあたって、テーマを与えられたことは一度もない。歴代のブログたち(今もどこかに残っているものもあれば、消えたものもある)でもそういうことはなかった。そりゃそうだ。自分一人でやってるんだから。思いついたことをテキトウにガシガシ書いてきた。そこで、テーマに沿って書くというのは一体どういうものなのかを体験してみたいと思って、「100の質問について1つずつブログで答えていく」ということを思いついたのだ。ハードルを高くしすぎるのはできない人間の典型だが、自覚はある。

というわけで質問1つめは「名前は?」である。

名前はその人を認識するための言葉。俺がパピコと名乗れば俺はパピコである。ネットはそういう世界だ。SNSのアカウントを複数作り、一方ではみこにゃん、もう一方では鼻毛太郎なんてことも可能である。人格を分割して、吐き出す場所を変えられる。アバターも全く異なるものを用意すれば、もう別人。しかし当たり前のことだが、現実ではそうもいかない。名前一つ、体一つで生き抜いていかなければならない。というかむしろ逆だな。現在が一つだから、ネットでは複数の名前を持ちたくなるのかもしれない。闇が深いとも取れるし、自然な流れとも取れる。俺の名前は、ここだと誰になっているのだろう。筆者誰やねんこのブログ。

調べてみると、なんとニックネーム未設定となっている。IDは登録時に決めたが、名前は決めていなかったらしい。というわけで名前は未定である。いつか決めよう。

なんと初めから質問に答えられないという体たらくぶりからスタートしてしまったがなかなか書くのが面白い。書くのが面白いのであって、内容が面白いかどうかは話が別だ。この100の質問、月1くらいで更新できたらまぁいいかなと考えている。100ヶ月。まぁ続けてもいいし、頓挫してもいい。そんな軽い気持ちで踏み切る。

 

 

※追記 魔法のiらんどではなく前略プロフィールだった