To Far Away Times

間接的自己紹介

5. type A

血液型を聞かれ、A型ですと答えると、ああ、やっぱりね、とか、うそー意外、などというリアクションが返ってくる。これに関してはなかなか俺以外の人間も辟易しているのではないだろうか。いわゆる血液型占いみたいなやつだ。血液型占い師によると、我々人類は4種類しかいないとのことらしい。なかなか思い切ったことをしたものだ。しかし血液型占いの第一人者も、たぶん気づいていたのではないか。たった4種類になんて分類できるわけない、と。ただ安易に食いつきたい連中に餌をぶら下げたにすぎないのかもしれない。A型は几帳面。B型はマイペース。O型は大雑把(おおらか派もある)(どちらにしろダジャレ)。AB型は二面性(2文字だから)。舐めてんのか。まあ、舐めていたんだろう。たぶん、本人も信じていないに違いない。というか、信じるとか信じないとか以前に、でっち上げた側なのだから。

干支とか星座とか、様々占いが溢れている。中には星座と血液型を組み合わせたりしている。ご苦労なこった。そのうち、星座と干支と血液型と出身地と家族構成と家庭環境と学歴と犯罪歴と病歴を組み合わせたスーパーハイテクな占いができるかもしれない。もうあるかもしれない。オプションで興信所もつけられるかもしれない。

そうして一面から決めつけるのではなく、多面的にみて判断しようと。そう思いましたと。全く良いところがない人なんていないし、そんな人にも良いところはあるに違いない。今日星座占い12位でも、良いところはあるに違いない。

というか今気づいたけど、A型は几帳面~みたいなのって、占いじゃないよな。なんていうんだろ。ただの分類?決めつけ?もしかしたらそういうのに勝手に腹をたてているのかもしれない。無視すればいいのにね。無視すればいいのに勝手に腹を立てていることが多すぎる。