To Far Away Times

間接的自己紹介

3. The day I was born.

外を歩いていて、ガラスに映った自分がふと目に入る。自分が思っていたよりも、ガラスに映った自分はかなり老けて見える。事実を受け止めない理由も特にないので、まぁ、歳をとったんだなぁと思う。加えて、背が丸まっている自分にも気がつく。文字通り、格好が悪い。その2つが相まって、自分の思う自分と、ガラスに映った自分のギャップに随分戸惑った。老いることは仕方のないことだが、ダサいのはちょっぴり嫌だ。自分が自分をダサいと思うのは望むところではない。背筋を伸ばそう。

さて、100の質問3問目は『誕生日は?』である。「誕生日」というのは、「生年月日」と比べると、日付しか語の中に情報が無い。しかし誕生日は?と聞かれれば、「2日」とだけ答える人はいない。ちゃんと「7月2日」と答えるわけだ。ちなみに7月2日はサガットの誕生日である。俺の誕生日ではない。1955年生まれらしい。もう65歳じゃん。高齢者じゃん。じいちゃんでも強いっていいよね。白ひげとかさ。バカな息子をそれでも愛そうっつってね。サガットは昨今ではシャドルーからも足を洗って真面目にストリートファイターをやっているらしい。真面目にストリートファイトってどういうことだ。

世界中で、サガットの技名を知っている人と、ジャスティンビーバーの歌のタイトルを知っている人ではどちらの方が多いんだろう。

昔、レッツゴージャスティンという言葉があったから、ストリートファイターを知ってる人の中で、ジャスティンビーバーがあのジャスティンなのではと勘違いしている人もいるかもしれない。その勘違いした人の中で、いやでもまてよ、ほんとに同じなのかとちゃんと調べた人もいるだろう。そこでYouTubeあたりでジャスティンビーバーの歌を聴いて、好きになった人もいるかもしれない。そう考えるとがえると、サガットの技名を知っている人からジャスティンビーバーへのルートは見えるけど、その逆は見えない。ジャスティンビーバーが好きで、たまたまジャスティンと調べて万が一レッツゴージャスティンが出てきたとしても、そこにはケンと春麗しかいない。そこからサガットに辿り着くのは至難であろう。というわけで、ほんの少しの差で、ジャスティンビーバーの歌のタイトルの方が知名度が高いということになりました。