To Far Away Times

間接的自己紹介

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世界で一番初めに嘘をついた人は誰だろうか。こんにちは。過去に自分が書いた記事を読み直してみると、書かないことに対する言い訳が多すぎる。さすがに自分ですら食傷気味なので止めよう。

書こうとする段となると、これは以前書いたことだっけか、同じことを書いていたらどうしようという心持ちになることが多々ある。同じことをぐるぐるぐるぐる考えているので、それをアウトプットしたかどうかを覚えていないとそんな風になってしまうのだ。まあでも同じことを書いてもいいじゃないかと最近は思うようになってきた。また、同じことに対して逆の意見をいけしゃあしゃあと書いててもいいじゃないか。歯止めの聞かない老朽化する頭ここにありという感じなのもまた哀愁が漂っていいてオツなのではないか。無論、誰に読ませるでもない(でもホントはちょっぴり読んでほしい)自身の思考の捌け口であるので、そもそもそんなことを考える必要もないのだが。

なにはともあれ世界で一番初めに嘘をついた人を探すのであれば、会話の起源について知らなくてはならない。会話というよりもコミュニケーションと捉えたほうが良いか。言語の起源について少し検索にかけてみると、Wikipediaだけでもなかなか読み応えのあるものが出てきたので、ここは一旦横に置いておくことにしよう。読むのが面倒くさい。だいたい事実なんてものはどうでもいいのだ。初めに嘘をついた人の嘘を想像するのが楽しいのだ。やはり旧石器時代とか、そこらへんのことになるだろう。だいたい。狩りに出かけた若者が言う。俺、こないだマンモス3頭やったぜ。彼は村一番の勇者だ。群れを成すマンモスに(マンモスが群れを成すのかは知らないが)果敢に1人で挑み、見事勝利した。彼は皆から尊敬され、もちろん女からもモテた。そうなるとやはり生まれるのは妬みである。嫉妬。そこで別の若者(村一番の彼には劣るがかなり優れている)がある時言ってしまう。お、俺、こないだ5頭やったよ。マンモス。周りは驚く。あの村一番の彼よりもすごい人がいたなんて!もちろん周りの人々は、嘘だァ~なんて思うことはない。何故ならこの世に嘘なんてものは存在しなかったからだ。つまり、嘘は嫉妬から生まれたものだったのだ。でも実はそれは世界初の嘘ではなかった。村のルールで、マンモスを狩ったあと、村では肉の配給が行われる。マンモスを3頭を屠ってみせたあの若者が生まれるよりもずっと前からのルールである。昔むかしそのルールができた頃、肉を解体する役は力のある壮年の男性がその任を負った。全員に均等に肉を配る。しかしあろうことかその男性は、自分の分の肉を少し多めに取っていたのだ。ある時、食べ盛りの青年が言った。これっぽっちの肉じゃあ足りねえよ!青年より1つ年上の女(腐れ縁)が言う。なに言ってるのよ!みんな平等に配られてるんだから、文句言っちゃだめよ!ねえおじさん?解体役の男性は言う。お、おう。これが世界初の嘘である。