To Far Away Times

間接的自己紹介

三大欲求

以前中学生に「保健体育の授業で性欲について習ったんだ。いやらしいことだけじゃなくて、服を決めたり髪をセットしたり、オシャレしたいってこと全般も性欲なんだって。」と言われたことがある。その時俺はもう成人していて、性欲=セックスしたいという欲望だとばかり思っていたので、わりかし目から鱗的知識だった。

そんなことを最近思い出して性欲について調べてみたら、ウィキペディアの性欲のページにはそんなことひとっつも書いていなかった。性欲も一枚岩じゃないなと。

よく聞く三大欲求って、食欲、睡眠欲、性欲の3つだと思う。これって当たり前の知識みたいになってるところあるけど、それって本当なんだろうか。誰が言い出したのかというと、マズローという人らしい。五段階の欲求のうち一番下の階層に位置する生理的欲求というものに食、睡眠、排泄、性などが入っている。これはほとんど無意識化にあるから今の人間はそこをスルーして次の段階へ行くらしい。詳しいことは調べてね。

まあとにかく根源的な欲求というわけだ。そう考えると、オシャレって根源的と言えるのか微妙な気がする。もっと上の段階の、社会欲求や承認欲求みたいなところに位置しそう。

しかし食欲にしたって、ただ生きるために食べるのではなくてもっと美味しいものを追求したり、中世ヨーロッパの貴族みたいにチューイングしたり、根源的とは思えないところまで発展していっているし、睡眠欲だってただ寝るだけじゃなくてより質の良い、疲れを取り除こうと安眠を模索しようとするレベルの欲求もある。(一文が長すぎて自己嫌悪) 三大欲求もそれぞれ進化を遂げているということか…。