To Far Away Times

間接的自己紹介

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どこからがあえて言うまでもない話なのか、どこまでが言ってもいい話なのか、そこら辺の境目は曖昧であるにしろ悩ましい点である。あえて言うまでもない話というのは、基本的に、他者からそれって言う必要ある?と思われそうなことだと思っている。普段は特に気にせず発言の取捨選択をしているわけだけど、ある時ふと頭の中で「それって言う必要ある?畑のおじさん」が鍬を担いでやってきて脳みそを耕し始める。それって言う必要あんだべか?ザクッ いらなぐねが?ザクッ

ザクザクされる内に、結局全て「あえて言うまでもない話」になってしまう。こうなるともう何かを言いたくても何も言えなくなってしまう。そういう状態になると(因果関係があるかどうかは置いておいて)健全な精神とは言えない所に陥ってしまっていることに気づく。こうなると厄介極まりない。おじさんの気がすむまでザクザクさせてやって、ひと仕事終えて帰っていくのを黙って待つしかない。

でもだいたいにおいてスッキリ解決させるには、結局のところ誰かに話してしまうことが一番だ。経験上そんな気がする。おじさんがザクザクするのを小休止している間になんとかこちらが行動を起こすしかない。色んなことは行動を起こすことで解決したりしなかったりする。でもたぶん行動を起こさないと解決しない。そういうことなのかもしれないね。