To Far Away Times

間接的自己紹介

初体験の思ひ出

最寄りの駅の駅舎みたいな所の裏で小池栄子と立ちバックしたのが初体験の記憶だ。生々しい尻の感触や動きに合わせて乱れる髪は今でも覚えている。服を着ていたので乳は露出していなかった。

もちろんこれは、少年から青年への過渡期を迎え、荒れ狂う性欲にまみれた童貞の見た夢である。誤解のないように。そして小池栄子さんごめんなさい。

 

でも(さらに謝ることになるわけだけど)、当時の俺は小池栄子というグラビアアイドルに全く興味がなかった。むしろ、なんで良いと言う人がいるんだろうと首を傾げていたくらいだ。携帯の待ち受けは小野真弓の水着姿の画像にしていたし、当時は背と胸の小さい女の子に恋をしていた。小池栄子さん重ね重ねごめんなさい。

 

でも夢から覚めた時、そこでの音や匂い、触れ合う肉の感じは臨場感を超えてありありと感触として自分の中に残っていた。そのおかげでそれから数ヶ月、自分が童貞だという事実をうまく受け入れられなかったくらいだ。

 

そんなとてもスリリングな体験でした。

夢だって思い出になる。

 

今では小池栄子さんのことは日本を代表する素晴らしい演技をする女優のうちの一人だと思っている。内容に興味がなくても、小池栄子が出ているとわかればちょっと観てみようかな、という気分になる。