To Far Away Times

間接的自己紹介

春眠不覚暁

記事を書くにあたって、複数同時進行で書いていっているんだけど、季節ものは早く出してしまわないと機を逸してしまうから気をつけよう。だいたいにおいて俺はタイミングを逃す手練れらしいから。世の中タイミングとバランスが重要なんだ。

春眠暁を覚えずという故事成語がある。孟浩然という人が言ったらしい。実際の意味は、春になって暖かくなってきたからついつい夜明けになっても起きないで寝ちゃうってやつ。昔の人はこういう季節のワンシーンを切り取って詩にしたわけだ。趣があるねえ。つまり春になると寝坊しちゃうって話だ。でも夜明けになっても起きないって言うけどさ。俺なんてほとんど夜明けに起きたことないよ。早朝旅行に出発するときくらいだよ。そうすると俺なんていつだって暁を覚えずだよ。しかし昨今では、春になると眠いよね~みたいな時に使われがちだとお見受けするがどうか。ちょっと誤用な気がするけども。でも実際、春になると眠いよねぇ。そういう時はどういう故事成語だか諺だかを使ったらいいんだ。春に寝坊したら、春眠暁を覚えず。じゃあ春の日中眠い時はどう言ったらいいの。実際春の陽気って眠気を誘うじゃん。諸先輩方は何か気の利いた文言を練り上げてくれてはいないのか。軽く探してみたけど、だいたいどこでも春眠暁を覚えず推しのようだ。でも、春は寝坊しちゃうくらい眠気マシマシって感じなら使えるか。 でもまあ春眠暁を覚えずにはこの意訳以外にも諸説あるらしいので、気を付けよう。気になった人は調べてみよう。