To Far Away Times

間接的自己紹介

天啓

その時俺はなんだか疲れ気味で、話し相手に不意に不快感を与えてしまった。そしたらその相手が「疲れてるんならしょうがない」と寛大すぎる心で受け入れてくれた。

 

俺はその発言に、本当の大人の対応を見た。余すところ無く素晴らしいと感じた。その発想自体が自分に無かったというか、そういう許容の仕方があるのかと驚いた。実際ずいぶん前の出来事なのに、未だに思い出す度に感心せずにはいられないでいる。

 

どういう育ち方をしたらそんなに慈愛に満ちた発言ができるようになるんだろう。アグネスゴンジャボヤジュかよ。あ、マザーテレサのことね。

 

相手のことを考えて受け入れられるようになれたら素敵。まぁ程度はあると思うけども。